サバイバルゲーム(Survival Game/Airsoft)とは、主にエアソフトガンとBB弾を使って行う、概ね20世紀以降の銃器を用いた戦闘を模す日本発祥の遊び、あるいは競技。(Wikipediaより)
"雪合戦と射的をミックスして、かくれんぼをトッピングしたゲーム"と言えばイメージしやすいでしょうか。TVゲームやPCゲームなどで弾やビームを撃ち合って勝敗を決める「シューティング」を遊んだことのある方は理解しやすいかと思います。簡単に言いますと体に弾が当たったら負け、なゲームです。
こんな子ども心をくすぐるサバイバルゲームですが、以下の理由により「大人の遊び」「紳士のスポーツ」などとも呼ばれています。
①ゲームで使用するエアガンは18歳以上用のものが多い。(もちろん10歳以上用の使用も可能です。)
②ゲーム以外では銃口を人に向けない、ゴーグルを必ず着用、ごみを捨てないなど様々なルール・常識的マナーをしっかりと守らなければならない。
③撃たれたら「ヒット」いう死亡判定となるが、ヒットは自己申告制であるのでたとえ当たってなくても進んでヒット申告するくらいの紳士さが求められる。
④至近距離でやむなく撃つ場合などは、怪我や痛い思いをさせないよう単発・低威力を心がけるなどの配慮も期待される。
⑤ゲームごと・フィールドごと・またはチームごとの細かなレギュレーション(規則)を遵守してプレイする。
これらのスポーツマンシップとでもいうべき数々の道徳的規範やルールにより、実際に定例会(各地で定期的に行われているゲーム)を見ていただくと「子どもっぽいお遊び」などという想像は払拭されることでしょう。
またミリタリーテイストということで男くさい世界に思えますが、女性のプレイヤー数は年々増えておりサバゲアイドルまで存在するほどです。これも女性の方がきっと楽しめるからなのでしょう。
私の近くにも女性プレイヤーがいますが、銃を構えると男女など関係ありません。ストレス発散・運動不足解消にはうってつけではないでしょうか。
さらにサバゲーは近年メディア露出も増え、自然系スポーツとして注目されています。もちろん対人のサバイバルゲームだけでなく、ターゲットを物に替えて的当てをするのも楽しみの一つです。
◆サバゲーを始めるにあたって準備しておくもの
運動できる靴、最低限の体力
以上です。
「武器がない。蜂の巣になれって?」と思うかもしれませんが、エアガン(武器)については正規のフィールドであればレンタルが充実しており、エアガン本体だけでなくゴーグルや上下の迷彩服さえ借りられます。(揃えてもレンタル料2~3千円くらいでしょうか。)ボーリングと同じように現地で借りられますので、あらかじめ定例会の予約やフィールドさえ抑えておけばサバゲーには手ぶらで参加できます。
靴に関しては足に馴染み、多少汚れても大丈夫な運動できる靴を用意してください。いざゲームとなると意外と動き回りますので、履き慣れていない靴だと足を痛めてしまう可能性もあります。
◆注意すべきこと
ゲームを行うに当たってルールやレギュレーションを守ることも当然ですが、
一度やるとハマる人はハマりますので、何度もレンタルしているとやはり出費が嵩みます。まだまだサバゲーの敷居の高さはその出費にある、といっても過言ではないと思います。思い切ってマイ・エアガンを購入してみるのも手ですが、バリバリ撃てる電動ガン1つにしても新品で2万~4万といずれにせよお金はかかります。
しかしマイ・エアガンは一度手にしてしまえば頼れる相棒となるだけでなく、様々なカスタムや色を塗ってみたりと、世界に一つだけの銃にしていくことで愛着が湧いて手放せなくなることでしょう。
平和だからこその日本で発祥したサバイバルゲーム。興味のある方は是非色々と調べてみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。ご指摘・ご意見などはコメントからもどうぞ。
stereo7
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